2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

他者を尊重する心と自尊心を育ててやること

事件に巻き込まれる子どもたちを見ているとそんな真夜中に子どもが何をしているんだとか、首をかしげたくなることが多すぎる。事情はあろうが、子どもがしていいことといけないことは昔から決まっているし、変わるはずがない、と思っていたら、おあつらえ向…

自由を守るために犠牲を払う用意がある

身代金目的の誘拐事件では、犯人に現金を渡さないというのが捜査の鉄則だ。ひとたび要求を入れたなら、警察は要求に応じるというメッセージを社会に発信したに等しい。同様の誘拐事件が多発することにもなる◆これはテロ対策にも言える。韓国軍のイラクからの…

人生は一箱のマッチに似ている

「とことんついていない」。年金改革法を人生に見立てれば、そんなぼやきも出てくるだろう。紆余曲折(うよきょくせつ)を経てやっと世に出たと思ったら、条文にミスが見つかった。どこまでも「悲運」がつきまとう。 こんな言葉がある。「人生という迷路では…

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「優曇華(うどんげ)や狐色なる障子紙」(斎藤俳小星)。ウドンゲはクサカゲロウの卵だ。その昔は家の障子や天井で糸の先についた白い小さなだ円形の卵を見つけたものだ。吉兆とも凶兆ともいわれたが、最近は「狐色の障子」ともども、とんとごぶさたである▲…